ありがたいことに渡辺果樹園では、日々、多くの方々にお手伝いいただいて毎日の作業が進んでおります。

頼りになる若いけどベテランのスタッフたち
見た目に反して奥ゆかしい方々が多いので個々の紹介はまた後程。

一年を通して多くの作業がありますが、特に雪解けが終わる春先から6月いっぱいまでは、日々変化する植物の生育に合わせて、毎日怒涛の作業構成です。

そんな中、植物の生育に合わせて人手が今以上に必要な時が数日あります。
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月はぶどうのハウスのビニール張り。

ビニールハウス張り

そして、4月の山場は梨の人口授粉です。

人工授粉の様子

どちらも15名以上の人手が必要となります。

最近ありがたいお申し出をいただくのが農作業ボランティアです。
当園の果樹をごひいきにしていただいてるお客様や知人の方々などが毎年農作業のお手伝いに来てくださいます。

今年も人口授粉に対して数名のボランティアのお申し出をいただきました。

今回初めて参加して下さった藤田さん。

藤田さんの作業のご様子

都内で「ブルームス」という焼き菓子をメインとしたスイーツのお店を数店舗経営されてます。

当園のルレクチェを時期になったら使用していただいておるのですが、
生産現場を見たいと言うことで、表参道お店から朝、車で出発し日中に到着。

こちらの事情を察して下さりすぐ作業。近くのホテルに2泊してくださりながらの精一杯の働いてくださいました。
それでも画面からは農作業の汗臭さはなく、そこはかとなくエレガントな雰囲気が
(
普段嗅げない都会の香りが新鮮でした。)

またいらしていただけるとのこと、お待ちしております。

当園の女性スタッフの知り合いの西頼さん。

西頼さんの作業のご様子

神奈川県でお花屋さんを営んでいらっしゃいます。
スタッフから人口授粉の重要性を聞き、昨年に引き続きボランティアの申し出をいただきました。
新潟に三泊してくださり(内一泊は我が家)、朝は6時半から畑に出てくださりました。

また、西頼さんは、元ダンサーでもあり大地を舞台に早朝から踊っていただきました。

新潟の大地での早朝ダンス

また画像は遠慮されたのですか、私の古くからの知り合いの安澤さん。
私のスキーインストラクター時代の仲間です。

神奈川から残業をこなしてから車で出発され、深夜ホテルに到着しながら朝から農作業です。
ボランティアスタッフの常連で、いつもタフな日程ながら友人の方々と共に協力いただいております

さて、ここから本ブログのタイトルにもなっている本題です。

時々ささやかれる事なのですが、渡辺果樹園は人使いが荒いのか

いやいや、私としては人使いが荒いのではなく、私のむちゃぶりをもとに、その人の能力を最大限発揮していただいているだけだと思っています。

例えば、かなりの高さのあるハウスの上でも、能力さえあれば女性スタッフにも登って作業をしてもらいます。

ハウス職人ガール

ハウスの作業は2年目なのですが、すでに職人の雰囲気が滲み出てきました。

無茶ぶりはときおりありますが、本人が望まないことを無理にやらせることもありませんし、出来ない人にはお願いしていません。

なんだか言い訳がましくなってしまいましたが、有能なスタッフやボランティアの方々の協力を得て、渡辺果樹園の作業は今日も明日も続いていきます。

次回のブログでは、我が家の商品であるドライフルーツのラムレーズン化計画をお伝えします。

そうです、人だけではなく、商品もその能力を最大限発揮してもらうべく研究中なのです。

ぜひお楽しみに。